laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

神奈川フィル定演 -224-

『天国への憧れ』

横浜みなとみらい大ホール

バルトーク / ヴァイオリン協奏曲第2番
マーラー / 交響曲第4番 ト長調

指揮:現田茂夫
ヴァイオリン:神尾真由子
ソプラノ:釜洞祐子


定期会員用公開ゲネプロは、時間が間に合わず諦めた
明日も都響でマーラーを聴くんだからと、自分自身を慰めてみる

バルトークのソリストは若干二十歳
黄色のチューリップのようなドレスに身を包み、初々しい雰囲気
初めて聴く曲だが、ソリストの若さ弾けたパワフルな演奏
オケの皆さんが沢山の保護者のように見える

歌い込むような音楽ではないのだが、ヴァイオリンの力をほぼフルに引き出しているようで、音に引き込まれて行く
前衛的な音楽に微分音程、聴く側も息を呑んで神経を研ぎ澄ませて聴く
どの音が微分音程か判らないが、見事にハウリングが聴こえるので、その音が奏でられているのがわかる…演奏するのはかなり難しそうだが、聴く分には面白い

演奏会はたいがいは下手側に席を取る事が多い
ただ、このオケは上手側の音が弱いので席位置が要注意なんだな。。。
今回はyurikamomeさんの御好意で左右中央、前後中央より少し後方のかなり良い位置で聴く事が出来た、この位置だとバランスがとても良い
ありがとうございました、yurikamomeさん!


今日の私の主目的はマーラー
冒頭のフルート群から息を呑み、集中して聴いてしまう
弦と管との流れるようなアンサンブルもあれば、唐突に管がしゃしゃり出る所もある
それがこの曲の面白い所…判っていないで聴くと、多少耳障りかもな

第3、第4フルートの第1、第2ピッコロへの持ち替え、ひょっこり顔を出すオーボエの旋律、さりげなく主張するコールアングレ、、、 このオケの木管前列の音はみんな大好きだ(*^^*)

演奏を聴きながらスコアが目の前に浮かんで来る
自分の目がカメラにでもなった様に、聴きたい旋律のパートを目が追う
主旋律の移動がパスされていく様子が楽しい

オケの中できちんとパートを歌い上げる事って、
こーいう音色が必要で、こーいう表現が必要で、……こー言う事なんだなぁ…としみじみ
まるで小姑の様に、詳細にフルートの音に耳を傾ける…すみません、フルートの皆様

さすがにこの聴き方は疲れる
私の集中力は第3楽章冒頭で、事切れた ^^;;
前半がバルトークだった事も影響してるし、、、

3、4楽章は完全に音の流れに身を任せた状態で聴く(最初からこーやって聴こうよ!)
弦の厚みや立体感が少し物足りない、どーしても過去に聴いた最高の状態(シュナイト@ミューザ)を求めてしまうからなんだけど、「安らぎ」「くつろぎ」の暖かさはこの上ない
天上に舞い上がって行く音がピアニッシモで終わる
余韻を残して…この余韻も音楽の一部分として楽しむ


そしておもむろに現実に戻ってくる … この瞬間が何とも言えない
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# by laienhaftes | 2006-03-18 23:59 | orchestra
パルテノン 小ホール


テノール:福井 敬
ソプラノ:渡辺由美香
ピアノ:谷池重子


グリーグ / 君を愛す
アルディーディ / 口づけ (S)
トスティ / 理想の人 / 暁は光から / 別れの歌
デラックア / ヴィラネル (S)
ビクシオ / マリウ、愛の言葉を
クルティス / 忘れな草
ファルヴォ / 彼女に告げてよ

滝廉太郎 / 荒城の月
山田幸作 / まちぼうけ
小林秀雄 / 落葉松

プッチーニ / 「トスカ」より 妙なる調和
トーマ / 「ハムレット」より 狂乱の場 遊びの仲間に入れてください (S)
ビゼー / 「カルメン」より 花の歌
ヴェルディ / 「リゴレット」より 女心の歌
モーツァルト / 「魔笛」より 復習の心は地獄のように胸に燃え (S)
プッチーニ / 「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ

Be My Love
乾杯の歌 (w/S)


イタリア歌曲は、ストレートな表現&男のふられ歌
フランス歌曲は、ニュアンス風であいまいな表現

英語の歌詞、ドイツ語の歌詞、日本語の歌詞、それぞれニュアンスが違う

今日のリサイタルは小ホールだったのだが、大ホールでも充分な歌唱力なんだ
ホール全体がブルブル共鳴するようなフォルテッシモ、足元から全身がゾクゾクする

女心の歌 では、ステージを降りて、客席を徘徊しながらパフォーマンス付きの歌
ピアノは伴奏ではなく、あくまでもピアノと歌とのアンサンブルなんだ

良いなぁ、こーいう風に歌うようにフルートを吹いてみたい
こーいう風にピアノとアンサンブルしてみたい
ダイナミックスレンジ幅が広いだけでも表現の幅って物凄く広いんだね

フルートは音量の小さい楽器
でも、音色やタンギングや技術要素を豊富にする事で、色彩豊かな表現が可能だと思う
闇雲にでかいだけの無機質な音は嫌いだが、頭ごなしにフルートの大きい音は嫌いだから…と大きな音量を否定するのはどーかと思う。そー言う人の多くが薄っぺらい演奏をするのを聴くと、意味を履き違えてないかな?と疑問を持つ。 特にバロックや古典はてきめんだ。

こー演奏したい…って自分の気持ちを言葉に表現するヒントが今日の演奏にあった
やはり、節操無く(笑)多々な種類の演奏を聴く事は、私にとっては大きな糧になっていると思う


パルテノンでの公演は、新日定期などは都心と値段差が無く割高に感じる
しかし、小ホールのシリーズは一流のアーティストが格安で聴ける

来期もシリーズ券を買おうかな。。。^^
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# by laienhaftes | 2006-03-05 19:50 | others
パルテノン 大ホール

ハイドン / 交響曲第70番 ニ長調
ロドリーゴ / アランフェス協奏曲
シベリウス / 交響曲第5番 変ホ長調

ソリスト・アンコール:タレガ / アルハンブラの思い出
オーケストラ・アンコール:グリーグ / ペールギュントより「朝」

ギター:村治 佳織
指揮:クリスティアン・アルミンク


パルテノン多摩
小ホールは「木」のホール、大ホールは「石」のホール

村治お姉ちゃん、昨日のリサイタルに続き、本日はコンチェルトのソリスト
昨日後半に着ていた、黒のブラウスと赤のスカート、ブラウスをアンダーで着ていたのだが、今日はオーバーで着ている…かっこよいなぁ

指揮者のアルミンク氏、口元を読んでいると「どーも」と言って入場するのね(笑)
3列目で聴いても、古典編成はハーモニーが綺麗で心地良い
横幅の狭い会場のためか、A席でも充分に満足できる響きだ

アルミンク氏の指揮は判り易いし表情が可愛いなぁ(不謹慎?)
実を言いますと、私ってばメンクイなんですよ(^^;; この指揮者は私好み(ぉぃぉぃ)


アランフェスではソリストの表情が手に取るように見える
1楽章でチェロとアイコンタクトをとってニッコリしたり、2楽章での曲に入り込んでいる表情がなんともいえない…見ているだけでも音楽へ引き込まれていく
アングレ奏者も良く見える位置で嬉しい(*^^*)

ギリシャの「石」で出来た建築物の中で聴いているみたいで、現実から離れていく
感動して涙が出てしまいそうになる

ソリスト・アンコールは、最初から涙が止まらない
涙がこぼれ落ちたり、鼻をすすってしまわないようにするのに必死だ
ステージ照明で明るい範疇の客席、当然ステージから見えてしまう、恥ずかしいよぉ

後半シベリウスは3列目ではffが多少きついかな?と思ったけど、低弦が凄く鳴っているのでバランスがとても良い
オケの特徴か、指揮者のセンスか、弦が太く暖かく鳴らしてくれるので、管の音が弦の海原に安心して航海に出るようにアンサンブルが形成されている、こーいうバランスは大好きだ


来期も期待しましょう!
小澤氏とブリュッヘン氏のプログラムが未定、、、、、何時決まるんだろーか
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# by laienhaftes | 2006-02-12 19:32 | orchestra