laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

鎌倉芸術館

モーツァルト / 歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト / クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ベートーヴェン / 交響曲第6番「田園」

指揮:小泉 和裕
クラリネット:カール・ライスター


芸術館での演奏会は初めて、元々の予定では指揮はシュナイト氏

ライスターは聴きたいが、田園@シュナイトはミューザ演奏がとても良かったので、きっとそれ以上を期待してしまう自分がいると思い、今回行くのは諦めていた
でも、指揮者が変更になった
これは行っても面白いかも、また違った田園が聴けるじゃん! 
それにライスターは聴かなくっちゃ…ね


モーツァルトは古典編成
2階席で何処まで響くんだろう…という不安は一気に取り去られた
響きも、音の飛びも、バランスも丁度良い席だ …いいじゃないの、このホール

ライスター氏の音色は、クラリネットと言う楽器の認識が変わってしまう
なんてまろやかで優しくて暖かい音!
まるでフルートやホルンやリコーダーや、、、そちらの音色に近い
ファゴット奏者のアモリー・ヴァレーズ氏の音を聴いた時も同じ様な感動を味わった
凄い奏者なんだ…と、しみじみ

コンチェルトは1楽章から牧歌的なアンサンブル
目の前には昨日の空のように、
透明感のあるスカイブルーの空、澄み切った空気、新緑の若葉、輪郭のくっきりした高域の真っ白な雲、、、そんな風景画の様な景色が浮かび上がってくる
ふと、これがベルリンフィルの音なのね


小泉氏の田園は、シュナイト氏の田園より少しモダン的
解釈の違いや好き嫌い、各パートの構成、、賛否両論あるだろーけれど
フルートパートの音は今日の方が好きだし、個人的には今日の田園の方が好み
同じオケで同じコンマス、、、、指揮者と会場の違いだけでこーも変わるのか
メジャー曲聞き比べも面白いかもしれない
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# by laienhaftes | 2006-04-22 23:59 | orchestra
吉岡二郎
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

G.Oh.テレマン / ファンタジー 第10番
H.I.ビーバー / パッカサリア ト短調(ロザリオのソナタ集より)
H.ホリガー / ソナタ「アンソリーテイル」より 12番バッサカネル
S.カルク=エラート / ソナタ(熱情)嬰ヘ短調

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吉岡氏の演奏を聴くのは2度目、プロフィール写真より好青年(*^^*)
無伴奏曲は、音色や奏法を駆使して表現を広げ、曲としての立体感を増さねばならないので非常に難しく感じる
へたをすれば単調な薄っぺらな音楽になってしまうし、私の場合は基準テンポが揺れすぎるだろーな(ぉぃぉぃ)

ここ一月以上の心身疲労から、今はオーケストラを聴く気力は無いが、無伴奏なら受け入れられる
一本で吹いているとは思えないほどの色彩感、憧れるなぁ

聴きなれているテレマン、前回も聴いたホリガー、少々苦手なカルク=エラート
一番面白かったのはビーバー(1644-1704)
ロザリオ信仰の守護天使の永遠性を象徴する下降形の4音の繰返し
執拗なほど繰り返される4音にバリエーションが折り重なる音楽で、もとはヴァイオリン曲

単音楽器で音のタペストリーを織り成していく様
かったるい体が少しずつほぐれて行くように癒してくれる

吉岡氏の音色は色っぽく艶やか
ムラマツの18Kかな? 明るさと気品と優雅さと、、銀には無い魅力も十二分
あんな風に金を操れたら楽しいだろうな
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# by laienhaftes | 2006-04-18 18:27 | Wind instrument

都響・多摩特別演奏会

パルテノン多摩 大ホール

モーツァルト / オーボエ協奏曲 ハ長調K.314
マーラー / 交響曲第4番 ト長調

指揮:広上淳一
オーボエ:宮本文昭
メゾソプラノ:林美智子


先日の新日定期と客層がかなり違う、同じホール同じ週末の日中なのに
新日と都響の差か、定期演奏会と特別演奏会の差か、、 いや、、、宮本さんでしょう?!

少しモダン色のあるオーケストラと甘美な音色のオーボエ
CDで聴いていて期待していた以上の甘い音色にうっとり

フルートで聴きなれているコンチェルト、inDより1音低いだけなのだが、この1音の差で音楽の色彩が異なり、表情を此処まで変えてくれるなんてなんて面白いのだろう!

お行儀の良い1楽章、緩徐楽章は甘美な音色をたっぷり披露してくれる、最終楽章にちりばめられた宮本氏の悪戯(語弊がある表現だけれど)
1→2→3と楽章を進む毎に宮本氏の遊びがプラスされて行く様だ
各楽章にカデンツァがあるのだが、めいっぱい音楽的で技巧的で、魅力的なソリストがスポット披露されて行く

古典は遊ぶ余地や楽しむ余地が沢山あって楽しい
モーツァルトのコンチェルトって演奏するのがこんなに楽しいんだよ♪
聴かせる演奏というより、演奏する事の楽しさを感じる…そんな聴き方をした自分が嬉しい


今日のマーラーは、昨日と違って副目的 (^^;;
冒頭のフルート群で「♪」な気分、ところが4小節目からの弦に「!」
低弦が厚い! 今回は中央より上手寄りに座ったので余計に感じたかもしれないが

昨日の現田氏が神父が説教を述べるように上品に流れていくのに対して、本日の広上氏は子供に読み聞かせする母のようにドラマティックな表現で音楽の起伏が物凄い
併せて音の鳴りが立体的で、音のヒダの中に身を置く快感を味わった

3楽章の冒頭、低弦の響きが暖かく心地よく夢見心地
天上への音楽、ルーブル美術館展で本物の絵画を見た時に感じたような、足元をすくいあげられているような妙な感覚、それが心地良い

3楽章の賑やかな部分で、歌手が入場し、3楽章と4楽章はアタッカでつながる
音楽の流れが切れないし、3楽章から継続して盛り上がって行く
4楽章、最初のテーマに戻る所のテンポは速い、、、木管のホンの一瞬の乱れにドキッとするが、よどみ無い天上への流れに憧れを示すかの様


納まることの無いカーテンコールに会場の照明が明るくなり現実を見る
余韻まで楽しめた演奏会だったな
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# by laienhaftes | 2006-03-19 20:27 | orchestra