laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

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神奈川フィル定演 -222-

團伊玖磨/交響組曲 「アラビア紀行」
 1.回教寺
 2.ユーフラテス
 3.遊牧民
 4.遺跡
 5.舞踏

リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」 作品35 
 1.海とシンドバッドの船
 2.カランダール王子の物語
 3.若き王子と王女
 4.バグダッドの祭、海、青銅の騎士のある岩にての難破、終曲

指揮:現田茂夫
神奈川県民ホール


神奈フィルのシェエラザードを初めて聴いたのは、とあるCD
日本オーケストラ連盟所属の各プロオケの演奏ライブの一部分を集めたCD
あまりの躍動感、そして華麗なピッコロに釘付けになった

これはどーしても「生」で聴きたいっ!
来期の定期(つまり今日の-222-)で演奏する事を聞き、演奏会へ行こうと決めていた

「やはり生が聴きたい」そんな思いとは裏腹に今日の定期は雑多な事で忙しく諦めていたが、私設応援団の方の御配慮で聴きに行くことが出来た

併せて、演奏が殆どされることの無い團伊玖磨の「アラビア紀行」
多々な作品から彼の見るシルクロードに期待を抱く


演奏開始前には現田氏のプレトーク付き

「アラビア紀行」

團伊玖磨氏のコメント
「この作品の五つの楽章は、その旅で、日々、聴いた音楽、考えた音楽、幻想した音楽、その全ての“刺繍”のようなものです。したがって、大変、近東的な色合いに満ちた組曲になっています。いってみれば、これは僕のもう一つの作品である管弦楽組曲『シルクロード』の続編といえるものです。」

全体に映画音楽の様
以前に矢代秋雄の交響曲を聴いた時もSF映画音楽の様に感じたが、
ドキュメント番組の挿入歌の様だ…それだけ風景描写的なのかもしれない

プルト毎に微妙にずれて弾く奏法や、4楽章での独特な弦の鳴り
ぁぁ…現代音楽なんだ、現代のシルクロード
正直私には難しい

エキゾチックなピッコロやアングレの音色を十二分に堪能でき、各管楽器がそりスティックな演奏をするのだが、音色の傾向の違うパートが存在するのは気のせい? 5楽章では、これでもか…と言わんばかりに多くの管楽器がフル出動になってクライマックスを迎える…こーいう盛り上がり方、日本人好み

ピアスのコンマス氏のエキサイティングな奏法、密かに「椅子がひっくり返っちゃいますよ」と心配(^^;;


「シェエラザード」

当初から弦の鳴りも違えば、管楽器奏者も微妙に入れ替わっている
同じ指揮者、同じコンマスなのに、-184-の演奏より揺らしている?
一糸乱れぬコールドバレエの様にVnが奏でる旋律が心の奥をくすぐる様だ、加えてVnソロの音色が、ホント優しくて甘くせつない

実はじっくり楽譜を読みたくって、行きがけにスコアを買っていった
演奏中眺める訳では無いんだけど、好きな曲のスコアを読むのは大好きだから
未だ興奮冷めやらぬ状態でスコアを読むと、パート関係図が浮き出てくる…あぁ、この譜はあそこの旋律だ…ってね

1楽章でホロッと来そうな演奏は、3楽章では目頭が熱くなってしまった
初めてだ、オーケストラ演奏を聴いて泣きそうになってしまったのは

終演後、ロビーでは指揮の現田さんがお客様に応えていた
今日は、現田さんと握手しても良いって思ったよ(*^^*)
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by laienhaftes | 2006-01-07 23:18 | orchestra