laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

カテゴリ:Wind instrument( 154 )

FARBENSPIEL CONCERT 2006

オペラシティ:近江楽堂

A.チェレプニン:四重奏曲 作品60
三浦真理:思い出は銀の笛
R.R.ベネット:ロンド・カプリチョーソ
C.ダーフラー:フルート四重奏 第1番
A.デ・アンジェリス:ランニング
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調

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ヴァンサン・リュカのアンサンブルは同系統の音色奏者が4人
このアンサンブルは異種系統の音色奏者が4人
だからこそ誰が旋律ラインを吹くかによって曲が激変する
それがまた面白い

近江楽堂でカルテット
ものすごく響く会場なので、ちょっと響き過ぎ。。。^^;
教会の中のパイプオルガンのようにぐぁんぐぁんする時がある

男性だから、女性だから、総銀だから、金だから、
それとも奏法?
2:2でパワーが違うし、繊細さも微妙に異なる
それがまたアンサンブルの絶妙な味を出している

なによりもこのアンサンブル、奏者がおもいっきり楽しんでるよね
こーいう演奏会って楽しい♪
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by laienhaftes | 2006-11-14 23:59 | Wind instrument
フルート:岩花秀文
ピアノ:日置寿美子

モーツァルト / ソナタ KV.304 ホ短調
ドビュッシー / ベルガマスク組曲
プーランク / ソナタ
ショスタコーヴィッチ / フルートとピアノのためのプレリュード より
ガーシュウィン / ラプソディ・イン・ブルー
ラヴェル / 亡き王女のためのパヴァーヌ

アンコール:リムスキーコルサコフ / インドのうた


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プーランクのソナタ、私の刷り込みは、東フィルの名雪さん
CD等で多々な演奏を聴く前に、最初に聴いたのが名雪さんのリサイタルだった
それはあまりにも強烈なインパクトで
私の中では「プーランクのソナタ=名雪さん」しかありえない…になった

その後誰のCDを聴こうが、情熱的な生演奏を聴こうが、その名演が頭から離れない
“名雪さんじゃない”…^^;; ←当たり前の事なのにそー思ってしまう自分がいる
レッスンで勉強を薦められても、頭の中の名演が邪魔をして、吹きたくない

私にとってそーいう曲だったんだ、このソナタ

岩花さんの演奏は、そんな私の刷り込みを良い意味で消してくれた
“こんなプーランクもありだよ”って語っているような演奏
表現の幅がもの凄く広く聴こえる
音色変化にダイナミックスレンジ、タンギング種類に揺らし方
この曲に関しては、演奏を楽しむと言うより勉強しに行った気分だ…^^;;

まだ挑戦したいとは思えないけれど、いずれ吹いてみたいかも…と思った


モーツァルト、これは最初数小節はフルートのために作ろうとした曲
途中母の死に遭遇し、手近なVn曲として仕上がったらしい
珍しく2楽章形式のソナタ
Vn部分だけをFlに置き換えた編曲でない事は音の役割を聴くと自明だ
古典は他楽器との徹底したアンサンブル、楽しそうだなぁ
やっぱ、古典が一番好き(^^;;

ショスタコービッチはリサイタルでも演奏されるので、事前勉強的(笑)
フラッターなどの近代奏法を多大に取り入れてユーモアたっぷり
リサイタルも期待しちゃう、楽しみだな♪

ガーシュインは元々はJazzバンド、それがオケ版、連弾版と進化してる
それを一人で弾くってもの凄い音量と労力
ピアニストってたっくさんの副音を使えて羨ましいと思った


無料演奏会…って事で、お喋り好きの御老体が気になったけど
良いなぁ~、こーいうあったかいコンサート♪
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by laienhaftes | 2006-10-07 18:29 | Wind instrument
ヴァンサン・リュカ
齊藤 匠
佐藤 真由
知沢 由維

オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

ボザ / 3つの小品
マラン・マレ / ラ・フォリア
カステレード / 笛吹きの休日

ベルトミュー / 猫 より

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カルテット3曲はどれも練習経験あり(演奏ではない…笑)
アンサンブルの王道を行く様な定番中の定番を生で聴くのは嬉しい

リュカ氏はホント楽しそうに演奏する
体の表情が音楽を作ってる、、、こういう演奏は視覚的にも楽しい

いくつかのフルートアンサンブルを聴いているが、この方々は音色の系統が似ている
微妙な個人差、エネルギーの差はあるが、互いに溶け合った音色が一つの表情を作っている
音色系統が異なる奏者のアンサンブルもあり、
個々の個性を活かしながら一つの音楽を紡いでいるアンサンブルもある

どちらも魅力的だ
同じアンサンブルでもパートが変われば音楽そのものが変わる

だからこそ
アンサンブルは聴くのも奏でるのも面白い
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by laienhaftes | 2006-06-27 17:15 | Wind instrument

昼時クラシック -60-

ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレ
フルート:工藤重典

横浜みなとみらいホール/大ホール

第1プログラム

ハイドン:ソナタ ト短調
ゴドフロウ:ヴェニスの謝肉祭(ハープソロ)
テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲 第2番(フルートソロ)
フォーレ:夢のあとに
フォーレ:シシリアーノ
シュポア:ソナタ ハ短調
<アンコール>
フォーレ:子守歌


第2プログラム

モーツァルト:アンダンテ ハ長調
スメタナ:モルダウ(ハープソロ)
テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲 第6番(フルートソロ)
テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲 第12番(フルートソロ)
ドビュッシー:パンの笛(フルートソロ)
花嫁人形
浜千鳥
ドップラー/サマラ:歌劇「カジルダ」の主題による幻想曲
<アンコール>
イベール:間奏曲
フォーレ:子守歌


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2部の演奏会、、、ではなくて、2本別々の演奏会です
“勿論”両方聴いたのは言うまでもありません!

1回目はほぼ満席、2回目は若干の空席
選曲か、客層か、ホールの響きに慣れてきたのか、席位置か、
2回目の演奏の方が、遥かに奏者と聴衆が一体になっている空気を感じる

ウィーンからのハーピスト、パリからのフルーティスト
2人の奏者は歳の近い親子位の年齢差、でも音楽上はパートナー
音楽の世界ならではのこの関係は面白い

時差ぼけです…に始まり、工藤さんのトークはやはり“おやじ”が入ってる

オーケストラを聴く人は多くても
フルートとハープとなるとかなりマイナーらしい
(吹いている私は「オタク」となるらしい…^^;;)
“昼どき”の常連客も口々に「フルートって判らないのよねぇ」って声
そうねぇ、古典オケやバロックアンサンブルと比べたら今日のメニューはマニアックかな?
フォーレと日本曲は旋律聴かせ物だけれど、
それ以外の曲は私にはめちゃくちゃ嬉しいけどね

2回目のフルートソロ、プログラム上は「パンの笛」1曲だったのだが、
壮大なモルダウの後に、「短過ぎるので」とのコメント入りで(笑)テレマンが2曲追加
テレマンファンタジーから3曲聴けたなんて、私には嬉しいサプライズ♪

テレマンの音色、フォーレの音色、シュポア&ドップラーの音色、当然変わって行く
やはりテレマンは“マニアック”じゃないと聴くのも難しいのかな?って感じ
(聴衆の反応がね)
ホール会員先行販売で購入しているので文句は言えないのだが、、
このクラスの奏者を“かぶりつき”で聴くのは辛いなぁ
これだけ大きなホール、もう少し後方で聴きたかったな
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by laienhaftes | 2006-06-21 19:01 | Wind instrument

My favorite songs

紫園 香
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

アルビノーニ / アダージョ
ムーケ / ソナタ「パンの笛」より パンと鳥達
中川いづみ編 / 竹田の子守唄
ドップラー / ハンガリアン田園幻想曲

ダニーボーイ
愛しみ深き

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オペラシティのランチタイムコンサートはフルートを選んで何度か足を運んでいる
でも、この人は別格だ
写真よりは若い雰囲気だが、プロフィールからみてもかなりのキャリアのある人だ

曲によって変化させる音色は、「えっ?楽器持ち替えたの?」と錯覚する
同じ楽器を吹いているとは思えないほどに変幻する
フルートってこんなにも表現力のある楽器だったっけか?

アルビノーニの楽譜が世界大戦で紛失した話、パンの話、竹田の子守唄の歌詞にまつわる話、ハンガリアンの音階の話、アンコールの賛美歌にまつわる話

演奏だけでは無く、曲にまつわるお話しを雑ぜながら演奏が続く
曲が吹けるだけでなく、その曲にまつわるバックグラウンドを知る事は解釈につながる
耳だけでなく知識も豊かになるような演奏会だ♪
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by laienhaftes | 2006-05-16 19:41 | Wind instrument
吉岡二郎
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

G.Oh.テレマン / ファンタジー 第10番
H.I.ビーバー / パッカサリア ト短調(ロザリオのソナタ集より)
H.ホリガー / ソナタ「アンソリーテイル」より 12番バッサカネル
S.カルク=エラート / ソナタ(熱情)嬰ヘ短調

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吉岡氏の演奏を聴くのは2度目、プロフィール写真より好青年(*^^*)
無伴奏曲は、音色や奏法を駆使して表現を広げ、曲としての立体感を増さねばならないので非常に難しく感じる
へたをすれば単調な薄っぺらな音楽になってしまうし、私の場合は基準テンポが揺れすぎるだろーな(ぉぃぉぃ)

ここ一月以上の心身疲労から、今はオーケストラを聴く気力は無いが、無伴奏なら受け入れられる
一本で吹いているとは思えないほどの色彩感、憧れるなぁ

聴きなれているテレマン、前回も聴いたホリガー、少々苦手なカルク=エラート
一番面白かったのはビーバー(1644-1704)
ロザリオ信仰の守護天使の永遠性を象徴する下降形の4音の繰返し
執拗なほど繰り返される4音にバリエーションが折り重なる音楽で、もとはヴァイオリン曲

単音楽器で音のタペストリーを織り成していく様
かったるい体が少しずつほぐれて行くように癒してくれる

吉岡氏の音色は色っぽく艶やか
ムラマツの18Kかな? 明るさと気品と優雅さと、、銀には無い魅力も十二分
あんな風に金を操れたら楽しいだろうな
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by laienhaftes | 2006-04-18 18:27 | Wind instrument
パルテノン多摩 小ホール


プーランク / オーボエ・ソナタ
ニールセン / 2つの幻想的小品 作品2
サン=サーンス / オーボエ・ソナタ ニ長調 作品166
ブリテン / オヴィディウスによる6つの変容
カリヴォダ / サロンの小品 作品228

ラヴェル / ハバネラ形式の小品
ゴードン・シェイコブ / 7つのバガテルよりギャロップ
ピエルネ / 小品


新日本フィルハーモニー交響楽団・主席オーボエ奏者で、
多摩で一番吹いてるオーボエ奏者(^^)

この奏者のオーボエは大好きで、リサイタルも何度か聴く
ピアニストは寺嶋陸也氏、この奏者のピアノも良く聴く

演目は割とメジャー曲の組合せ?
フルートのリサイタルはとは異なり、ダブって聴く曲が割と存在する
オーボエ曲が極端に少ないとは思えないんだけどな…



プーランクはまるでフランスの風景画のよう
まるでモネの絵を見ている様な気分になる

プーランクは色々聴くようになったが、何度か繰り返して聴いて始めて良さがわかる
でも、このプーランクは最初からすんなり受け入れられる
その理由が、このソナタだからなのか、オーボエだからなのか
それは判らない

ニールセンは日本人の心に響く音階の音楽
少し民族がかった所が、違和感無く入ってくる
1曲目のプーランクとは音色が違い、古部氏の魅力たっぷり

ブリテンはライネッケのウンディーヌを連想させるPanに始まり、
各神話の解説をしながらの演奏…各シーンが浮かんでくるようだ
いかにもオーボエのための曲、
これをフルートで吹いたら、面白くも何ともないかも

やっぱりオーボエって良いなぁ~

カリヴォダは自分の中ではフルートの曲として捉えて吹いたので、別の曲に聴こえる
久々にオーボエで聴くと、凄く新鮮

前半の超絶技巧部分は、ピアノとオーボエがあおり合って、
脱線しそうな勢いで、挑発しながら進んで行くので、ちょっと怖い(笑)
後半の超絶技巧部分は、しっかりとしたレールに乗って超特急状態

フルートでも、あんなに早くは吹けないねぇ…凄いや
変幻多彩な楽しい曲だね♪


アンコールは3曲♪ リサイタルで2時間コースは長いかも♪
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by laienhaftes | 2005-12-03 23:59 | Wind instrument

レ・ヴァン・フランセ

平塚市民センターホール

フルート:エマニュエル・パユ
オーボエ:フランソワ・ルルー
クラリネット:ポール・メイエ
ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ
バソン:ジルベール・オダン
ピアノ:エリック・ル・サージュ


イベール:3つの小品
リゲティ:6つのバガテル
モーツァルト:ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 変ホ長調
ミヨー:ピアノ、フルート、クラリネットとオーボエのためのソナタ op.47
オーリック:オーボエ、クラリネット、バソンのためのトリオ
プーランク:六重奏曲


このアンサンブルはプーランクの為にあるんじゃないかと思う
室内楽全集CDを出しているだけあって、プーランクは絶品

フルートの入る室内楽は、アンサンブル・エスプリ・フランセを聴いて以来
こちらとは編成が異なるので、選曲も異なる

パユとルルーのコンビはとてもとても仲良しで
アンサンブルで曲を作っていく真髄は勿論の事、
なによりも音楽をする事の楽しさが、はちきれんばかりに伝わってくる

「音」と「音」とのコミュニケーションだけではなく
体や表情や、、、、五感の全てを駆使したコミュニケーション


パユの音色は多彩で
前回聞いたリサイタルや、オケとのコンチェルトとは表情が違う
ソリスティックなフレーズはあっても、あくまでもアンサンブルの一員

木管アンサンブルはあまり聴かないのだが、彼らは一押しだよね

ホルンとバソン以外は経験ある楽器…^^;;
最高に感じたのは、音色といいエンターテイナー性といい、ルルー♪
サインもらえて最高に幸せ~
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by laienhaftes | 2005-10-27 23:59 | Wind instrument
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート


フルート:佐藤真由
ギター:新井伴典

J.イベール / 寓話Ⅰ
F.プーランク / 無窮動
M.ジュリアーニ / 協奏風セレナーデ op.127
M.D.プホール / 快晴のカンドンベ

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チラシやHPの写真では「美人タイプ」だが、本物はどちらかと言うと「華奢で可愛い女性」
楽器は金だが、これでもかと言う位ブイブイ鳴らしていて、どこにそんなパワーがあるの?

曲的にラテン系の明るいものが多いので、あの音色なのだろーな
音の輪郭がスッキリという感じにハッキリしており、ギターとの音色感が地中海を連想させる
私が金の楽器を欲しがるのは、あーいう音色を出したいから(*^^*)

集中力と言うか、曲に入り込むと言うか、凄く動きを大きく演奏する人だ
(内輪ネタ:蒲さんの動きに五百川さんの運指の動きを足したよう…^^)

大胆さ、エネルギッシュ、、、、選曲の所為かもしれないが、5月の吉岡氏と反対のイメージだ
こんな表現もありなんだ… この人のバロックも聴いてみたいもんだなぁ
色んな人の演奏を聴くってホント良いね


帰りにムラマツ楽器でジュリアーニの楽譜を探すが、入荷待ち3ヶ月との事…残念
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by laienhaftes | 2005-07-05 23:59 | Wind instrument
2005年 ロレックス「時の記念日」コンサート
サントリーホール 大ホール


サー・ジェームス・ゴールウェイ フルート・リサイタル
~ フルート幻想 ~

プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/月の光/小舟にて
ヴィドール:組曲 op.34
フォーレ:幻想曲 op.79
ゴーベール:ノクターンとアレグロ・スケルツァンド
ドップラー:ハンガリー幻想曲 op.35
タファネル:オペラ「ミニヨン」の主題によるグランド・ファンタジー

アンコール
 浜辺の歌 / 白鳥 / トルコ行進曲 / ダニー・ボーイ / 熊蜂は飛ぶ


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一昨年のリサイタルより、見た目が加齢された雰囲気
…ご自身もそのことをユニーク触れ、会場は笑いが…

今回の楽器はプラチナ
金の楽器より音の輪郭がシャープで、華麗というより高貴という感じの音

最初の曲は、…彼らしいの? 動かし方が他の奏者と違いすぎて…^^;;
でも、彼が「青」と言えば、赤いものも「青」が正解なんだよ
そう思いたくなる、彼の世界が、、、"あの"大ホールに広がって行く
ゴールウェイ節は健在

月の光… プラチナである事が最大限に良かった
ステージには暖色系のライトが当たっているのに、銀青色の世界が見えてくる
少し青さに明るさが増して 小舟にて
ppの透き通るような音
まるで絵画を見ているみたいだ

どんな超絶技巧なパッセージも、一つ一つの音がクリアに鳴っている
音を言葉で表現しきれない

私にとって聴くのも苦手な近代物すら
いつかは吹いてみたい…と思わせる


多々なプロ奏者の演奏を聴いて
一生かかって彼らの足元にちょっとでも近づければ本望だ…と思う

彼は違う

あっちの世界の人
神様はやはり神様
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by laienhaftes | 2005-06-10 23:59 | Wind instrument