laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

カテゴリ:Wind instrument( 149 )

吉岡二郎
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

G.Oh.テレマン / ファンタジー 第10番
H.I.ビーバー / パッカサリア ト短調(ロザリオのソナタ集より)
H.ホリガー / ソナタ「アンソリーテイル」より 12番バッサカネル
S.カルク=エラート / ソナタ(熱情)嬰ヘ短調

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吉岡氏の演奏を聴くのは2度目、プロフィール写真より好青年(*^^*)
無伴奏曲は、音色や奏法を駆使して表現を広げ、曲としての立体感を増さねばならないので非常に難しく感じる
へたをすれば単調な薄っぺらな音楽になってしまうし、私の場合は基準テンポが揺れすぎるだろーな(ぉぃぉぃ)

ここ一月以上の心身疲労から、今はオーケストラを聴く気力は無いが、無伴奏なら受け入れられる
一本で吹いているとは思えないほどの色彩感、憧れるなぁ

聴きなれているテレマン、前回も聴いたホリガー、少々苦手なカルク=エラート
一番面白かったのはビーバー(1644-1704)
ロザリオ信仰の守護天使の永遠性を象徴する下降形の4音の繰返し
執拗なほど繰り返される4音にバリエーションが折り重なる音楽で、もとはヴァイオリン曲

単音楽器で音のタペストリーを織り成していく様
かったるい体が少しずつほぐれて行くように癒してくれる

吉岡氏の音色は色っぽく艶やか
ムラマツの18Kかな? 明るさと気品と優雅さと、、銀には無い魅力も十二分
あんな風に金を操れたら楽しいだろうな
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by laienhaftes | 2006-04-18 18:27 | Wind instrument
パルテノン多摩 小ホール


プーランク / オーボエ・ソナタ
ニールセン / 2つの幻想的小品 作品2
サン=サーンス / オーボエ・ソナタ ニ長調 作品166
ブリテン / オヴィディウスによる6つの変容
カリヴォダ / サロンの小品 作品228

ラヴェル / ハバネラ形式の小品
ゴードン・シェイコブ / 7つのバガテルよりギャロップ
ピエルネ / 小品


新日本フィルハーモニー交響楽団・主席オーボエ奏者で、
多摩で一番吹いてるオーボエ奏者(^^)

この奏者のオーボエは大好きで、リサイタルも何度か聴く
ピアニストは寺嶋陸也氏、この奏者のピアノも良く聴く

演目は割とメジャー曲の組合せ?
フルートのリサイタルはとは異なり、ダブって聴く曲が割と存在する
オーボエ曲が極端に少ないとは思えないんだけどな…



プーランクはまるでフランスの風景画のよう
まるでモネの絵を見ている様な気分になる

プーランクは色々聴くようになったが、何度か繰り返して聴いて始めて良さがわかる
でも、このプーランクは最初からすんなり受け入れられる
その理由が、このソナタだからなのか、オーボエだからなのか
それは判らない

ニールセンは日本人の心に響く音階の音楽
少し民族がかった所が、違和感無く入ってくる
1曲目のプーランクとは音色が違い、古部氏の魅力たっぷり

ブリテンはライネッケのウンディーヌを連想させるPanに始まり、
各神話の解説をしながらの演奏…各シーンが浮かんでくるようだ
いかにもオーボエのための曲、
これをフルートで吹いたら、面白くも何ともないかも

やっぱりオーボエって良いなぁ~

カリヴォダは自分の中ではフルートの曲として捉えて吹いたので、別の曲に聴こえる
久々にオーボエで聴くと、凄く新鮮

前半の超絶技巧部分は、ピアノとオーボエがあおり合って、
脱線しそうな勢いで、挑発しながら進んで行くので、ちょっと怖い(笑)
後半の超絶技巧部分は、しっかりとしたレールに乗って超特急状態

フルートでも、あんなに早くは吹けないねぇ…凄いや
変幻多彩な楽しい曲だね♪


アンコールは3曲♪ リサイタルで2時間コースは長いかも♪
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by laienhaftes | 2005-12-03 23:59 | Wind instrument

レ・ヴァン・フランセ

平塚市民センターホール

フルート:エマニュエル・パユ
オーボエ:フランソワ・ルルー
クラリネット:ポール・メイエ
ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ
バソン:ジルベール・オダン
ピアノ:エリック・ル・サージュ


イベール:3つの小品
リゲティ:6つのバガテル
モーツァルト:ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 変ホ長調
ミヨー:ピアノ、フルート、クラリネットとオーボエのためのソナタ op.47
オーリック:オーボエ、クラリネット、バソンのためのトリオ
プーランク:六重奏曲


このアンサンブルはプーランクの為にあるんじゃないかと思う
室内楽全集CDを出しているだけあって、プーランクは絶品

フルートの入る室内楽は、アンサンブル・エスプリ・フランセを聴いて以来
こちらとは編成が異なるので、選曲も異なる

パユとルルーのコンビはとてもとても仲良しで
アンサンブルで曲を作っていく真髄は勿論の事、
なによりも音楽をする事の楽しさが、はちきれんばかりに伝わってくる

「音」と「音」とのコミュニケーションだけではなく
体や表情や、、、、五感の全てを駆使したコミュニケーション


パユの音色は多彩で
前回聞いたリサイタルや、オケとのコンチェルトとは表情が違う
ソリスティックなフレーズはあっても、あくまでもアンサンブルの一員

木管アンサンブルはあまり聴かないのだが、彼らは一押しだよね

ホルンとバソン以外は経験ある楽器…^^;;
最高に感じたのは、音色といいエンターテイナー性といい、ルルー♪
サインもらえて最高に幸せ~
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by laienhaftes | 2005-10-27 23:59 | Wind instrument
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート


フルート:佐藤真由
ギター:新井伴典

J.イベール / 寓話Ⅰ
F.プーランク / 無窮動
M.ジュリアーニ / 協奏風セレナーデ op.127
M.D.プホール / 快晴のカンドンベ

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チラシやHPの写真では「美人タイプ」だが、本物はどちらかと言うと「華奢で可愛い女性」
楽器は金だが、これでもかと言う位ブイブイ鳴らしていて、どこにそんなパワーがあるの?

曲的にラテン系の明るいものが多いので、あの音色なのだろーな
音の輪郭がスッキリという感じにハッキリしており、ギターとの音色感が地中海を連想させる
私が金の楽器を欲しがるのは、あーいう音色を出したいから(*^^*)

集中力と言うか、曲に入り込むと言うか、凄く動きを大きく演奏する人だ
(内輪ネタ:蒲さんの動きに五百川さんの運指の動きを足したよう…^^)

大胆さ、エネルギッシュ、、、、選曲の所為かもしれないが、5月の吉岡氏と反対のイメージだ
こんな表現もありなんだ… この人のバロックも聴いてみたいもんだなぁ
色んな人の演奏を聴くってホント良いね


帰りにムラマツ楽器でジュリアーニの楽譜を探すが、入荷待ち3ヶ月との事…残念
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by laienhaftes | 2005-07-05 23:59 | Wind instrument
2005年 ロレックス「時の記念日」コンサート
サントリーホール 大ホール


サー・ジェームス・ゴールウェイ フルート・リサイタル
~ フルート幻想 ~

プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/月の光/小舟にて
ヴィドール:組曲 op.34
フォーレ:幻想曲 op.79
ゴーベール:ノクターンとアレグロ・スケルツァンド
ドップラー:ハンガリー幻想曲 op.35
タファネル:オペラ「ミニヨン」の主題によるグランド・ファンタジー

アンコール
 浜辺の歌 / 白鳥 / トルコ行進曲 / ダニー・ボーイ / 熊蜂は飛ぶ


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一昨年のリサイタルより、見た目が加齢された雰囲気
…ご自身もそのことをユニーク触れ、会場は笑いが…

今回の楽器はプラチナ
金の楽器より音の輪郭がシャープで、華麗というより高貴という感じの音

最初の曲は、…彼らしいの? 動かし方が他の奏者と違いすぎて…^^;;
でも、彼が「青」と言えば、赤いものも「青」が正解なんだよ
そう思いたくなる、彼の世界が、、、"あの"大ホールに広がって行く
ゴールウェイ節は健在

月の光… プラチナである事が最大限に良かった
ステージには暖色系のライトが当たっているのに、銀青色の世界が見えてくる
少し青さに明るさが増して 小舟にて
ppの透き通るような音
まるで絵画を見ているみたいだ

どんな超絶技巧なパッセージも、一つ一つの音がクリアに鳴っている
音を言葉で表現しきれない

私にとって聴くのも苦手な近代物すら
いつかは吹いてみたい…と思わせる


多々なプロ奏者の演奏を聴いて
一生かかって彼らの足元にちょっとでも近づければ本望だ…と思う

彼は違う

あっちの世界の人
神様はやはり神様
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by laienhaftes | 2005-06-10 23:59 | Wind instrument
オペラシティ近江楽堂 ランチタイムコンサート

C.P.E.バッハ / 無伴奏フルートソナタ イ短調
H.ホリガー / ソナタ「アンソリーテイル」より 12番バッサカネル
C.ドビュッシー / シリンクス
S.ライヒ / 11本のフルートのための「ヴァーモント カウンターポイント」

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ランチタイムのほんの30分強のコンサートですが、盛り沢山!

…どうして殿方のフルーティストは小柄な方が多いのでしょうか?
吉岡氏も、先日の高野氏も、マンハイムの小川氏も、師匠も、、、、
なんだか自分が「大女」の様に思えてきて、ちょっぴり悲しくなります
(私は高身長コンプレックスなので)

でもでも、
殿方の演奏の方が、淑女陣の演奏より遥かに色っぽいのです♪
繊細な華奢なイメージの姿
それに反して、色っぽかったり、たくましかったりの音色
まだまだ若い奏者なのです、これからが楽しみです


バッハは色彩豊か
こぉ~んなバッハもありなんだなぁ(*^^*)
音楽の表現に、好みはあっても答えは無いのですね
やはり、色々な演奏を聴くのは素晴らしい

ホリガーは、私の一番好きなオーボエ奏者
実はフルートも上手…との事
この曲はオーレル・ニコレの70歳の誕生日に捧げられた物だそーです
無伴奏曲なのに、楽譜が2段 
下段は殆ど特殊奏法で、ポンッ!っていう音に音程があるのだが
どのように出しているんだろーか?

ライヒは徹底してカノン形式曲
事前にアルトフルート×3、フルート×3、ピッコロ×3、ソロパート、が録音されており
ライブで奏者が、アルトフルート、フルート、ピッコロを吹き分ける
それを意図して作られた曲

面白いっ!

11人のフルート奏者で吹くことも可能…だそーだ
…私が吹けば絶対「落ちる」…笑


全体に素敵な演奏会だった
出演に要チェックの奏者のリストに加えました(*^^*)v
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by laienhaftes | 2005-05-24 23:59 | Wind instrument

Farbenspiel & Neil Andrew Sharpe

フルートアンサンブル:ファルベンシュピール
ニール・アンドリュー・シャープ ジョイント・コンサート


ウーテル / アダージョとスケルツォ op.77
バッハ / ソナタ ト短調 BWV1029
ドップラー / アンダンテとロンド op.25
ショパン / ノクターン 第20番 遺作
ショパン / スケルツォ 第2番 op.31
エネスコ / カンタービレとプレスト
モイーズ / 3本のフルートとピアノのための4つの小品


曲ごとにパートを入れ替える事が多いので、1st奏者の違いによる曲の違いも楽しめる
4人がそれぞれ吹き方のスタイルに癖があって面白い…個性って良いね

今回はピアニストとジョイントという事で、ピアノ付の曲が多い
そして、1本、2本、3本、ピアノソロ、プログラムとしてはバラエティに富んでいて面白い


ルイ・モイーズの「3本のフルートとピアノのための4つの小品」の中から「Games(遊戯)」
遊戯というより「悪戯」を連想させて、なんかうきうきわくわくどきどき…
1stを吹く弟が他愛の無いいたづらを、ほらっほらっって感じに仕掛けるんだけど、
2nd&3rdのお姉さん達の器の領域から出ていなくって
しょうがないなぁこんな事して~って微笑んでいるような雰囲気を感じる曲
楽しいね

何よりもこのアンサンブルは奏者が楽しんでいる
その楽しさが伝わってきて、聴衆も楽しい
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by laienhaftes | 2005-04-08 23:59 | Wind instrument
J.C.バッハ:五重奏曲 ニ長調 作品22-1
W.A.モーツァルト:「魔笛」K620より3つのデュオ
A.ヴィヴァルディ:五重奏曲 ト長調 P360.RV107
W.A.モーツァルト:アダージョとロンド K617
A.ジョリヴェ:クリスマス・パストラル
J.フランセ:五重奏曲

2002年秋に結成された、パリを本拠に活躍してきた5人の経験豊かなアーティストによる大人のアンサンブル

フルート、オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン&ビオラ、チェンバロ

トップクラスのアーティストが集まって最高の音楽を奏でる

甘い香りのモーツァルト、爽やかなヴィヴァルディ
パリの街中を散歩するシーンのBGMの様なフランセ
笑いを誘うとてもユニークなメドレーのアンコール

フルートの工藤重典氏の音はなんて甘く優しいのか

ファゴットのアモリー・ヴァレーズ氏の音はなんて暖かいのか
ファゴットなの?サックスの様なホルンの様な…
工藤氏も絶賛する優しい音色

工藤氏のトークは少し“おやじ”が入ってる
それが聴衆の笑いを誘い、ホールの雰囲気が暖かい

みなとみらいがパリになった
そんなひと時
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by laienhaftes | 2004-12-14 23:59 | Wind instrument
L.V.ベートーヴェン:セレナーデニ長調 作品41
C.P.E.バッハ:ソナタイ短調 作品132
F.ボルヌ:カルメンファンタジー
R.シューマン:3つのロマンス 作品94
F.マルタン:バラード
C.ライネッケ:ソナタ「ウンディーネ」作品167


平日、夜間、都心、と、三重苦なのだが、好きな曲ばかりである

オールベートーベンプログラムを明後日に控えて
奏者には大変申し訳ないのだが ベートーベンは食傷気味

続くバッハが なんて新鮮で 潤いある響き 
私ごときが盗めるものでも無いし、真似出来るようなシロモノではない
ただただ あのように吹く事に 憧れと尊敬の想いに包まれる

ベートーヴェンの音とマルタンの音は、全くの別物だ
色彩の変化 ダイナミックスの幅 圧倒される

ホールの響きの所為か
微妙にピアノの鳴りが期待と違う
もっと良いホールで演奏して欲しかったな
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by laienhaftes | 2004-12-09 23:59 | Wind instrument