laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

新日本フィル 多摩定期 -60-

パルテノン 大ホール


メゾ・ソプラノ:カタリーナ・ピーツ
指揮:クリスティアン・アルミンク

リーム / 変化(日本初演)
ムソルグスキー / ショスタコーヴィチ編 / 歌曲集「死の歌と踊り」
ドヴォルジャーク / 交響曲第7番 ニ短調 作品70

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日本初演の現代音楽
打楽器が効果的にふんだんに使われ、聴き慣れていない音が耳に残る
音叉の様な音に弦の音が混じりあい、斬新なオーケストラの音に聴こえる
正味15分の曲だが、コンチェルトの様に長く感じる
そう、打楽器セクションのコンチェルトみたいだね

「ネオ・ロマン主義」と言われるそうで、現代音楽の中でもクラシカルな色合いの強い曲
リームの作品の中では、穏やかで幻想的な雰囲気の作品…と解説にある

特記すべきは主席フルート奏者の白尾さんがピッコロを吹く貴重な姿が、
そして貴重な音が聴ける…1stも2ndもピッコロ持ち替えなんだ

鈴が鳴るような、鈴虫が鳴いているような、ピッコロの小さな小さな音
ホルンと同様にピッコロでピアニッシモで通る音を出すのは神業だ


現代音楽に続いて、最も重いテーマの歌曲

これは歌詞が独語である事に感謝しよう
アルセニイ・ゴレニーシチェフ=クトゥーゾフ伯爵の「誌」はあまりにも重い
プログラムにある日本語訳を読んでいるだけで気が滅入ってしまう
音楽の表情、歌手の表情、これだけでも充分重い

前半は、定期でなければ聴かないような曲
多摩定期でこういうカラーが出てきたのは嬉しい


後半のドヴォルジャーク、一番ブラームスっぽいドヴォルジャーク(笑)
新日のドヴォルジャークというより、アルミンク王子のドヴォルジャークだ

アルミンクの振りは滑らかで柔らかく流れる様
どちらかというと、オケの流れの方が若干硬さを残したままなんだけど…

今度は王子のブラームスを聴いてみたい


若干高音域のパワーが低音域に勝って聴こえる
(これは、私の耳の不調の所為なんだけどね)
白尾さんのフルートの舞を堪能出来たので、よし、としましょ
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by laienhaftes | 2008-03-02 23:59 | orchestra