laienhaftes musiker tagebuch

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アマチュア音楽家の 徒然なるままに

新日本フィル 多摩定期 -54-

パルテノン 大ホール


ピアノ:ユンディ・リ
指揮:小澤 征爾

プロコフィエフ / ピアノ協奏曲第二番 ト短調 作品16
チャイコフスキー / 交響曲第一番 ト短調 作品13「冬の日の幻想」

ソリスト・アンコール:ショパン / ノクターン

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大変失礼な言い方をするのであれば、、、

「これが新日の音?」

小澤氏がタクトを手を振り下ろす直前の「間」
空気が真冬の早朝の様にキーンと張り詰め、奏者も聴衆も息を止め
いざ吸わん…とする瞬間

既にそこから音楽が始まっている

オケの音の渦潮に入り込んだような
後ろからオケの音に包み込まれているように鳴っている

新日がこんなに鳴るなんて…素敵だ *^^*


ユンディ・リのピアノは大迫力 若く確実なテクニック
ピアノがまるでオーケストラの様に聴こえる
ピアノに対してオーケストラがなんて優しく囁くように寄り添ってるんだろう~とオーケストラを眺めたら、指揮者筆頭に動いてない!

カデンツァだったんだ!

オーケストラとピアノの対話、駆け引き、競演、、、そんな感じ


プロコフィエフはどちらかと言うと苦手
フルートのソナタも聴いていて辛い
ピーターと狼やロミオとジュリエットも好きな訳じゃない

でも、小澤&ユンディ・リのプロコフィエフは、聴き手を良い意味で執拗に引き付け、すんなりと訴えかけてくる


「冬の日の幻想」
冬の日の夢想
陰気な土地、霧の土地
スケルツォ
フィナーレ

2楽章のノスタルジックな第一主題が好き(^^;;
それも、古部さんのオーボエ 夢見心地
古部さんのオーボエに絡まる荒川さんのフルート
ファゴットやクラリネットに乗りながら、二人の音がメランコリックに歌って行く
惚れ惚れするよぉ

こんなにも心に訴えかけてくる音楽を聴いてると
舞台にいるオーケストラの楽員さん達は皆
神様の伝達氏のような特別な存在に見えてくる


終演後、
楽器ケースを抱えたまま、イルミネーションを携帯写真でとったり、
イトーヨーカドーでパンを購入する姿を見ると、、
普通の人間なんだけどね(笑)、、、

神に微弱な一歩、近づいてみたいなぁ
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by laienhaftes | 2006-12-15 23:28 | orchestra